 
                「錫は冷たい飲み物専用ですか?」とよく尋ねられます。
 確かに、極端に熱いものを入れると、その高い熱伝導率により、やけどの恐れがあるため注意が必要です。
 しかし、錫の特性を活かせば、適温のホットドリンクを瞬時に器全体へ伝え、ライブな感覚で楽しむことができます。
例えば、焼酎やウイスキーを先に注いでからお湯を加えると、錫の熱伝導の良さで適温になり、指先でその温度を感じながら、すぐに美味しいお湯割りを楽しめます。
 ぜひ、お試しください!
ガラス製品は?
うっかりして
「割れてしまった」ことがある…
 
長く使っていないと
「くもってしまう」ことがある…
 アイスコーヒーを飲んでいると
結露でコースターが
「びしょ濡れになっててしまう」
ことがある…
 ビールグラスの
冷たいビールが時間が経つと
「ぬるく感じてしまう」ことがある…
アクセサリーは?
面倒なことは嫌…
カジュアルで お手入れ(メンテナンス)が 
簡単なものかいいけれど…
ごだわりの“ギア”は?
キャンプ仲間で
話題となるのは
お気に入りの持ち物「ギア」の話。
何か個性あるものないかしら…
 
           
           
               
              理由は錫(すず)は金や銀に続く貴重な金属という素材特性とともに、一点一点ハンドメイドで製作していますので同時に大量生産することが出来ないためです。
 
しかし錫は金属ですので割れません。一生お使い頂けます。
曲がったり傷ついたり…更に長年使用すると薄っすらとヴィンテージの渋さが出てきます。そうです!錫はジーンズや革製品と同じような育てるものなのです。そうすると愛着が生まれてご自身と一緒にエイジングを楽しめます。
また、保温保冷に優れ、殺菌抗菌作用のイオン効果で特に冷たい冷酒やビールがとても美味しく感じられ最適です。結露も少なくてコースターがびしょびしょになりません。
そして錫の優しい美しさから結婚10年目は錫婚式とされて古くから記念品やプレゼントとして喜ばれるものです。
「はかた錫スタジオ」は手作業での製作で生産効率は良いとはいえませんが錫の良さと他にはない手のぬくもりあるハンドメイドのこだわりを感じて一生ご愛用頂きたい商品なのです。
基本的には通常の食器などと同じく柔らかいスポンジなどを使用して
中性洗剤で洗って頂くことで大丈夫です。
長年お使い頂くとブロンズのようなエイジングも楽しめます。
元の優しい輝きがお好きな方でしたら洗った後に柔らかい布で磨いて下さい。
どうしても光沢の鈍さが気になられる方は、重曹やクエン酸をお使いください。
【重曹やクエン酸 使用例】*******
◇重曹:1リットルに対して10g前後を溶かして約15分程つけ置きします。
◇クエン酸:1リットルに対して10g前後を溶かして約15分程つけ置きします。
その後流水で十分に洗い流してください。
気になる場合は重曹を中性洗剤で溶いて
スポンジで優しく磨いて流水で十分に洗い流してください。
※白っぽくなる場合がありますのでご使用の際は様子を見ながらご使用下さい。
※敏感肌の方は手袋をご使用下さい。
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直火は絶対にNGです。また火気の近くには置かないようお願いします。(※錫の融点は金属としては低温の231.9度ですので直火は絶対にNGです。また、火の傍にあっても容易に溶け出すことはありませんが、熱伝導がよいので火傷などご注意下さい。)
錫は金属ですので電子レンジは使用しないで下さい。
色の付いた飲み物など汚れが気になってきた場合は、中性洗剤と重曹を混ぜて硬めのペースト状になったものをスポンジに取り、やさしくまんべんなく磨いていきます。 その後水で濯ぎしっかり水分を拭き取れば、輝きを取り戻します。(お肌の弱い方は手袋をご使用ください)
錫の食器洗浄機や乾燥機はお控え下さい。
錫は熱伝導率が高い素材ですので、熱いものを入れると瞬間で器が熱くなります。火傷には十分ご注意ください。
錫は柔らかい素材なので、硬いたわしなどで擦ると表面に傷がつきます。しかし長く使用されるとどうしてもぶつけたりして傷がつく場合がありますが、それもエイジングを楽しむ味であると思います。更にジーンズなどのように個性を持たせるため意図的にダメージを与えることはファッションだと考えます。
酸味の強いものや色味の強いものは、長時間入れておくと変色の原因となる場合があります。
錫が変質するおそれがあるため、冷凍庫は入れないでください。また冷蔵庫での保管もお控え下さい。
錫も金属ですので集中した過度な力を何度も加えますと亀裂が入ったり切れたりする可能性があります。過度な屈伸はお控え下さい。